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​ぷかり堂の社会見学

​~ 八万寿茶園 編 ~

有機無農薬栽培にこだわった八万寿茶園。
全てのお茶畑が有機JAS認定済み。そして無農薬に加え、低カフェインの「子どものオーガニックほうじ茶」なども製造しており、家族の身体を配慮するご家庭には欠かせないお茶屋さんです。そんな自然にも人にも優しい八万寿茶園のお茶づくりの現場をのぞかせていただきました!

八万寿茶園

八万寿茶園は屋久島東端の小瀬田にあります。屋久島空港から車で約5分、県道脇の看板が目印です。こちらの売店では八万寿茶園のお茶の他にも屋久島のお土産や大人気のソフトクリームを販売しています。

屋久島 茶畑

この売店の左側の道を山側にぐんぐん上がっていくと広大なお茶畑が目の前に広がります。茶畑を頭に浮かべると、山の斜面に広がる緑の絨毯を想像される方も少なくないのではないでしょうか。
お茶は昼夜の気温差がはっきりしている場所の方が質の優れたものができます。その条件を満たす所となると山間部で栽培されることが多いそうです。

屋久島 茶畑

「ん?」
しかし、八万寿茶園の茶畑はこのように平面に広がっていました。それは、屋久島全体が昼夜の気温差が激しいからでしょう。実は屋久島の気候はお茶畑には好条件だったのです。また、ここ小瀬田は屋久島の中でも冬になるとかなり冷え込む地域と言われています。(冬でも島の南部ではハイビスカスが咲いていますが、小瀬田(空港)周辺はあられが降ることも。)夏に程よく温かく、冬もしっかりと気温が下がる。この小瀬田の気候も美味しいお茶づくりに適しているんだと教えていただきました。

屋久島 茶畑

見学に行った1月、2月はちょうどお茶を休ませる時期。それでも畑仕事のお休みはありません。この日は肥料を撒く作業をされていました。八万寿茶園では化学肥料は一切使わず、自然肥料のみを使用しています。

有機JAS認定

八万寿茶園は平成13年に茶工場を含む全ての茶園が有機JAS認定を取得しました。開墾から自らの手で行った茶畑は今まで農薬を使ったことが一切ありません。農薬を使わないってことは…虫に食べられ放題になったりしないの?
「屋久島にはお茶の天敵となる虫もいますが、それらを餌にしてくれる虫もいるから農薬を使う必
要がないんです。屋久島のお茶は自然の賜物です。」
それでもやはり茶葉を蝕む虫は現れます。その時は人の手によって一つ一つ取り除くのだそう。広大な茶畑ですが、それでもむやみに畑を広げることはせず、目と手が行き届く範囲で栽培され
ています。これも有機無農薬栽培を可能にしている要因の一つです。

有機栽培 茶畑

「ここは、周りに別の田畑がないので他から農薬が飛んでくる心配はありません。そして車の排気ガスが大量にかかる心配もありません。」
屋久島の自然の恩恵を目一杯にうけた緑の絨毯が今日も山の麓に広がっています。4月になると一番茶の時期を迎え、さらに綺麗なお茶畑が見られるそうですよ!

八万寿茶園

栽培から製造、販売まで全てに責任を持って商品づくりをされている八万寿茶園。
ぷかり堂ではティーバッグと人気の粉末タイプのお茶などをご用意しております。大切な人への贈り物にぜひ!

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