top of page

​ぷかり堂の社会見学

​~ 島結 編 ~

島結

安房の小高い土地の一軒家。車から降りた瞬間に炭火焼のいい香りが漂います。今回お邪魔したのは、あごだし(あご=トビウオ)商品開発の先駆者 島結。

島結

トビウオを焼きながら笑顔で迎えてくれたこちらの女性が島結の商品開発を担当する笹川美貴さんです。2012年、屋久島でガイドをする旦那さまを追いかけて屋久島に移住。その後、昨年冬にぷかり堂社会科見学でもお邪魔した「けい水産」で5年ほど働きながら、2016年秋にあごだし商品を開発。

「当時ブームになり始めていたあごだし。屋久島はトビウオ漁獲高日本一なのにも関わらず、あごだしを製造しているところがなかったんです!」あごだしブームに目をつけて、試行錯誤を繰り返しながら完成したのが、こちら。

だし醤油の素 だし塩

今では屋久島土産の定番ともいえる島結さんの代表作『焼きあごだし塩』と『屋久島だし醤油の素』。今回はこちらのだし醤油の素の製造現場に迫ります!

トビウオ

まずは、原料となるトビウオの下準備!だし醤油の素には、丸々1匹トビウオが入っています。「んーと、これはトビウオの稚魚?」と思う方もいるかもしれませんが、
これは「サガマ」と呼ばれる小さめの種類のトビウオ。これでも立派な大人のトビウオです!

トビウオ

笹川さん自ら慣れた手つきでえらと内臓を取り除いていきます。慣れた手つき…といいましたが、それもそのはず、けい水産で5年間魚をさばいてきたのですから!

トビウオ

ちなみに、多い日は1日で1000匹ものトビウオをさばく日もあるといいます。「それはさすがに気がおかしくなりそうですね…」というと「本当だよーー」と笹川さんは笑っていました。

トビウオ

1匹1匹丁寧にさばいた後は、炭火でしっかり焼いていきます。つまみ食いしたくなるいい香りがあたりに漂います。

だし醤油の素

しっかり焼いたトビウオは、この後、乾燥機に入れ48時間かけてしっかりと乾燥させます。こうすることで、トビウオも保存がきくようになるのです。ちなみにサガマはこの時期にしか獲れません。そのため、この時期に1年分、およそ1万匹を新鮮なうちにバーーーーーーっと焼いて保管するのだそうです。乾燥したらトビウオの準備は完了!

だし醤油の素

だし醤油の素には、トビウオのほかにも・屋久島産のサバ本枯れ節・鹿児島 枕崎産の鰹節・北海道 日高産の昆布が入っています。「素材が良ければ、いい味になる」とそれぞれ本場から取り寄せたこだわりの素材です。また、これらの素材も瓶に入るように細かく切り、カビを防止するためにさらに乾燥させるという手間をかけてから瓶詰めされています。

だし醬油の素

そうしたこだわりの品々を瓶に詰めたら、屋久島だし醤油の素の完成です!!

これ一本で、手軽に本格的な味を再現できるだし醤油の素。島内の民宿やごはん処の厨房をちらりとのぞくと、この瓶が!なーんてことも少なくありません。お土産のみならず、大人気のだし醤油の素!あなたの家の食卓にも1本いかがでしょうか?

島結

ぷかり堂では、だし醤油の素のほか、さまざまなあごだし商品を取り揃えております。パッケージがかわいいあごだしおかきや猫用ふりかけもありますよ!ぜひかわいい猫ちゃんワンちゃんと一緒に屋久島産のトビウオを堪能してください^^

bottom of page